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大会名:第71回文部科学大臣杯全日本大学対抗選手権大会
日時:8月5日(土)、6日(日)
場所:石川県七尾市 和倉温泉テニスコート
昨日より2日間、石川県七尾市にして全日本大学対抗が行われた。春リーグ、王座、東カレを取ってきた早稲田の最終目標でもある今大会、前日のミーティングから、チーム一丸となって挑んだ。初日はベスト8まで行われ、早稲田は一番に内本・星野、二番船水・上松、三番安藤・内田という布陣を組んだ。初戦は西日本工業大との対戦となり、一番の内本・星野がG4-0で快勝。船水・上松、安藤・内田もそれに追随し、G4-1、G4-2と勝利、初戦を突破した。次は札幌学院大との対戦となったが、相手に付け入る隙を与えず、3ペアともG4-0で突き放した。
最初の壁は4回戦だった。対戦相手は立命館大。内本・星野が先陣を切りたいところだったが、序盤から流れを掴めず、ファイナルゲームに縺れ込む。ファイナルゲームは、相手の動きに内本のミスが続き、G3-4で負けてしまう。嫌な流れは上松によって断ち切られた。一次戦をG4-0で相手を下し、その後安藤・内田が続いて勝利し、2-1リードで迎えた二次戦。内本・星野を倒した相手に、船水のミスが続いてしまう。しかし、相手のボレーを上松がフォローでポイントを稼ぎ、早稲田の窮地を救った。立命館大の笠井・大塚にG4-2で勝利し、二日目へと駒を進めた。
二日目の本日は法政大と初戦を行った。一番の内本が本調子ではなかったが、要所で鋭いボールを決め、G4-1で勝利し、次に繋げた。二番、船水・上松は前日に引き続き圧倒的なテニスを見せ快勝。三番、安藤・内田もそれに続き、G4-1で勝利。準決勝に駒を進めた。
準決勝の相手は同志社大。準々決勝で日本体育大が負ける波乱の展開となったが、一番の内本・星野が新子・古田にG2-4で負けてしまう。しかしその後、船水・上松、安藤・内田が勝利し、二次戦では、船水・上松が、新子・古田をG4-0で倒し、遂に目標まであと一つ、決勝の舞台に立った。
今年の相手は明治大。準決勝の借りを返したい内本・星野だったが、内本の調子が上がらず、G2-4で負けてしまう。昨日に引き続き、窮地を救ったのは、早稲田のエース、船水・上松だった。中平・米澤との試合では、G3-0から2ゲーム捲られるも、G4-2で勝利。安藤・内田もそれに続き、G4-2で勝利した。またしても勝負は二次戦に縺れ込み、船水、上松共に強気のプレーを見せる。
1年間やってきた甲斐があった。G3-1で迎えたマッチポイント。船水の打ったパッシングは、4年生の想いが乗せ、相手のラケットを弾いた。
自分たちの取り組みが証明された瞬間だった。高倉主将、井山主務をはじめ、4年生を中心にチーム一丸となって、インカレ優勝を手にすることが出来た。来てくださった沢山の先輩方、保護者の方、ご声援ありがとうございました。明日から船水新主将の下で、七連覇への挑戦が始まります。今後も更なるご声援のほど宜しくお願いします。
早稲田大学 優勝
2回戦
3-0 西日本工業大
一次戦
内本・星野 4-0 徳丸・若山
船水・上松 4-1 永野・薄
安藤・内田 4-2 中村・野田
3回戦
3-0 札幌学院大
一次戦
内本・星野 4-0 西根・鈴木(健)
船水・上松 4-0 山本・天池
安藤・内田 4-0 布袋屋・川尻
4回戦
3-1 立命館大
一次戦
内本・星野 3-4 笠井・大塚
船水・上松 4-0 奥村・杉山
安藤・内田 4-0 小澤・坂口
二次戦
船水・上松 4-2 笠井・大塚
準々決勝
3-0 法政大
一次戦
内本・星野 4-1 福嶋・洞谷
船水・上松 4-0 國松・若月
安藤・内田 4-1 稲葉・田中
準決勝
3-1 同志社大
一次戦
内本・星野 2-4 古田・新子
船水・上松 4-1 岩佐・北谷
安藤・内田 4-2 平井・上岡
二次戦
船水・上松 4-0 古田・新子
決勝
3-1 明治大
一次戦
内本・星野 2-4 本倉・丸山
船水・上松 4-2 中平・米澤
安藤・内田 4-2 立木・平井
二次戦
船水・上松 4-1 本倉・丸山
優勝:早稲田大
準優勝:明治大
第三位:同志社大
関西学院大
(文責・川村 スポ・1)