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2016.08.09
大会結果

【全日本学生選手権 男子】船水・吉川が優勝!

大会名:第71回三笠宮賜杯全日本学生ソフトテニス選手権大会

日時:8月7日(日)〜9日(火)

場所:三萩野庭球場、桃園庭球場




本日から3日間かけて、第71回三笠宮賜杯全日本学生ソフトテニス選手権大会が行われている。大会初日の本日は、2回戦までの試合であったが、試合数とコートの面数の関係で7ゲームで行われた。明日からの試合は、9ゲームで行われる予定だ。本大会には、早稲田大学からは10ペアが出場した。なお、船水・星野と神崎・松本は選手変更により船水・吉川、因・松本のペアリングで出場となった。そのうち本日を勝ち残ったのは下田・橋本、安藤(優)・安藤(圭)、船水・吉川、飯沼・白井、高倉・井山、長尾・大津、内本・岩本の7ペアだ。明日は、ベスト16までの試合が行われる。ひとつでも多くのペアが勝ち残れるよう、また、他の大学には負けないという早稲田の意地を見せ、頑張りたい。


2日目の今日、炎天下の中、試合はベスト16まで行われた。下田・橋本は初戦、リードされた展開が続いたが挽回し、ファイナルゲームまで追いつくが、三回戦で敗退してしまった。飯沼・白井、高倉・井山、内本・岩本は四回戦で好ゲームを見せるも惜しくも一歩出ず、敗退してしまった。五回戦では、長尾・大津がリズムを作ることができず、相手に押し切られ敗退し、3日目に残ることができなかった。安藤(優)・安藤(圭)、船水・吉川は、相手に攻められ苦しい場面も見受けられたが、しっかり攻めきり、二人で一本を最後まで貫き通した。3日目には2ペアが進み、上位に食い込めるように調子を整え、初戦から万全な状態で試合に臨めるようにしていきたい。


3日目、本日はベスト16から決勝まで行われた。第1シード安藤(優)・安藤(圭)は同志社大、西森・真野との対戦。序盤から好戦一方、1ゲーム目に両者攻めと守りの激しい展開が繰り広げられた。しかし先に攻めきられリズムを作られた。そのまま挽回することができず、G1-5で敗退してしまった。一方、船水・吉川は順調に勝ち上がり、ベスト4決めで同志社大学大将の井原・山本との対戦。船水のストロークがコースを攻め、吉川がチャンスボール、相手が攻めてきたボールをしっかり止め、G5-1で一つの山場を乗り越えた。続く対戦でも、苦しい展開を気持ちで乗り切り、決勝まで上り詰めた。決勝では明治大学の立木・平井との対戦となった。勢いもあり、序盤から攻め立てG3-0。この勢いのまま行きたかったが、相手も意地を見せつける。船水のストロークに対し、立木がさらに厳しいコースを攻め、簡単に攻めることができず、安易になったボールを平井がしっかり決め、G3-3。しかしここで船水の勝負強さを見せる。立木の気持ちの込もったストロークをカウンターで攻め返し、吉川がサイドを守りきり、最後はストロークで押し切りG5-3で勝負を決め、優勝を果たした。船水・吉川という急遽変更したペアであったが、普段の練習からお互いの良さを知り尽くしたペアリング。インカレという大舞台で最高の結果を叩き出した。船水は優勝を決めた瞬間、「奇跡だ」とつぶやくものの、その勝利は個々の実力をしっかり証明し、優勝に等しいものだと感じた。四年生である吉川も急な展開での出場となり、船水と組んだから優勝、という形ではなく、しっかり積み上げてきた心技体をこの大舞台で発揮したことは大きな実力だと思う。最高の大会でもあるインカレという目標で最高の締めくくりで終えることができた吉川は、優勝が決まった瞬間、素直に喜ぶ最高の笑顔が見られた。インカレという大会は終えたものの、チームとして戦う早関戦が9月に控えている。四年生と戦えるのも残り少ないため、今後の生活を有意義なものにしていきたい。そして船水は唯一、三冠を狙うことのできる1人となった。明日のシングルスでも力を発揮し、早稲田大学歴代の三冠選手として名を刻んで欲しいと思う。

明日も応援よろしくお願いします。




船水・吉川 優勝

二回戦

4-0 山岡・楠本(中京大)

三回戦

5-3 吉信・二階堂(関西学院大)

四回戦

5-3 中村・山尾(東京経済大)

五回戦

5-2 高崎・浜崎(法政大)

六回戦

5-1 奥嶋・日笠(岡山大)

準々決勝

5-1井原・山本(同志社大)

準決勝

5-4 中平・米澤(明治大)

決勝

5-3 立木・平井(明治大)



安藤(優)・安藤(圭)

二回戦

4-3 井戸・波多野(大阪体育大)

三回戦

5-0 吉田・前田(城西大)

四回戦

5-0 橋本・正岡(高知工科大)

五回戦

5-3 伊藤・野口(慶應義塾大)

六回戦

1-5 西森・真野(同志社大)


長尾・大津

一回戦

4-2 西岡・崎山(高知工科大)

二回戦

4-R 永澤・重野(東北学院大)

三回戦

5-1 池田・森島(関西大)

四回戦

5-4 川口・勝田(東京経済大)

五回戦

0-5 佐藤・土井(立教大)


飯沼・白井

一回戦

4-3 前原・白木(広島修道大)

二回戦

4-1 野島・神社(天理大)

三回戦

5-0 林・小西(履正社医療スポーツ専門学校)

四回戦

4-5 西森・真野(同志社大)


高倉・井山

一回戦

4-0 古木・中村(公)(熊本学園大)

二回戦

4-3 坪倉・大西(近畿大)

三回戦

5-1 新保・須藤(慶應義塾大)

四回戦

2-5 戸畑・松尾(九州産業大)


内本・岩本

一回戦

4-0 長谷川・原(神戸学院大)

二回戦

4-0 穐吉・西田(鹿児島大)

三回戦

5-4 山田・川崎(愛知学院大)

四回戦

3-5 新子・古田(同志社大)


下田・橋本

一回戦

4-2 古田・菱田(京都大学)

二回戦

4-0 清水・宮分(愛知学院大)

三回戦

4-5 稲葉・三森(筑波大)


名取・加藤

一回戦

4-1 佐藤・野村(西南学院大)

二回戦

2-4 飯田・瀬谷(日本大)


川村・佐藤

一回戦

4-1 正法寺・河本(山口大)

二回戦

3-4 内田・櫻井(城西大)


因・松本

一回戦

4-2 法山・松本(大阪経済大)

二回戦

2-4 益子・阿部(東北福祉大)



優勝:船水・吉川(早稲田大学)

準優勝:立木・平井(明治大学)

三位:中平・米澤(明治大学)

           西森・真野(同志社大学)





(文責・大津 スポ科・2)