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大会名:秋季全早慶軟式庭球定期戦
日時:11月29日(日)
場所:早稲田大学所沢テニスコート
本日、早稲田大学所沢キャンパステニスコートにおいて、早慶戦が行われた。試合は9ゲーム5チームの点取り戦で行われた。1番、飯沼・井山と伊藤・竹田の試合は、慶應新チームのエースである力のある相手に対して飯沼ペアは気迫十分に向かっていき、伊藤ペアも負けじと粘り強く戦う好ゲームとなったが、力強い飯沼のストロークが押し切り、G5-3で勝利。2番、安藤(優)・安藤(圭)と芳村・松野の試合は、ミスを多発する安藤ペアに対し芳村ペアが思いきったプレーで押し、安藤ペアが受けてしまう展開になり、安藤ペアは得意のラリーに持ち込もうとするが、早い展開での攻撃を止めることができず、G3-5で敗退。3番、船水(颯)・星野と福士・伊東の試合は、船水ペアは本調子ではなかったものの、サービス、ラリーで圧倒し、G5-0で圧勝。4番、名取・吉川と川崎・芳賀の試合は、序盤は名取が相手前衛を積極的に攻め、G3-1とリードするが、前衛の吉川にミスが出始めたところを相手ペアに狙われ、吉川が相手後衛のボールを捕まえようと動くがボレーが決まらず、最後までミスが続きG3-5で敗退。勝負は5番勝負に持ち込まれた。5番、小西・加藤と神保・高柳の試合では、途中、相手後衛の神保の流しのボールが冴え、ラリーで一進一退の展開となったが、加藤が積極的に捕まえに行き相手後衛の打つコースを封じた。小西もロブをうまく使い粘り強く戦い、G5-1で勝利。
3-2で早稲田大学が勝利した。しかし、早稲田大学としては課題の多く見える大会となった。慶應義塾大の選手の方が、サービス・レシーブでの思い切りが良く、早い展開で崩されることが多くあった。ラリーになると、クロスからのストレートや、ストレートから逆クロスへのアタックでぶつけてくるボールを多く使う相手後衛のボールを、前衛がバックボレーで弾き返すことができなかった。秋リーグでの日体戦でも同じ課題が見えたが、秋リーグから今日の早慶戦までの間で、まだ克服されていないことが明らかになった。今年の大会は東西六大で終わりオフに入るが、来年度のインカレを見据えると今のままでは厳しい戦いが予想される、という監督さんの言葉を受け、これからチーム全体として課題を克服していかなければならないと思う。未だに早稲田大学が達成したことのないインカレ5連覇は、簡単に成し遂げれるものではない。向かってくる相手にどう打ち勝っていくか、それを考え今後やオフの生活を送っていくことが大事だ。新一年生が入学してくるまでにもっとチームの意識を上げ、隙のないチームを作り上げていくよう頑張っていきたい。
今後とも応援よろしくお願いします。
早稲田大学 優勝
3-2 慶應義塾大
飯沼・井山 5-3 伊藤・竹田
安藤・安藤 3-5 芳村・松野
船水・星野 5-0 福士・伊東
名取・吉川 3-5 川崎・芳賀
小西・加藤 5-1 新保・高柳
優勝:早稲田大学
準優勝:慶應義塾大学
(文責・安藤 社・1)