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大会名: 令和7年度第32回全日本シングルスソフトテニス選手権大会
場所: 宮崎市生目の杜運動公園テニスコート
日時:5月17日(土) 、18日(日)
5月17日から二日間、宮崎市生目の杜運動公園テニスコートにて令和7年度第32回全日本シングルスソフトテニス選手権大会が開催された。今大会は7ゲームマッチ、トーナメント方式で行われた。早稲田大学からは松本、髙田、浅見、安達、一ノ宮が出場した。本大会にはOBの方が参加しており、平成22年卒長江光一先輩、平成27年卒山田拓真先輩、平成31年卒安藤優作先輩、令和元年卒内本隆文先輩、令和2年卒上松俊貴先輩、内田理久先輩、令和4年卒松村駿樹先輩、令和5年卒荒木駿先輩、令和6年度卒端山羅行先輩、矢野颯人先輩が出場した。
松本は初戦と2試合目を得意のサーブレシーブから安定した試合運びで圧勝し、4回戦に駒を進めた。4回戦では山内風我(立命館大)と対戦した。相手は序盤からミスの少ないテニスで長いラリー戦に持ち込んだが、松本の相手の逆を突くストロークが冴え渡り、リードを奪った。そこから相手の鋭いストロークに苦しみミスが増え1ゲームを落としたが、落ち着いた試合運びで相手を突き放し、ゲームカウント④-2で勝利した。続く5回戦では上岡俊介選手(Up Rise)と対戦した。1ゲーム目から長いラリーとなるも相手のコースを突いたストロークに苦しみゲームを落とした。しかしゲームカウント0-1となった時に降雨の影響で本日の試合は終了となりこの試合は明日に持ち越しとなった。浅見は初戦を勝利して迎えた3回戦で下國康生選手(ヨシザワ)と対戦した。序盤から前後左右を上手く使った戦法でミスの少ない下國選手からリードを奪っていった。相手も上手く対応し、浅見選手を揺さぶるも、強気の姿勢を崩さず④-1で勝ち切った。浅見はこれにより明日の3回戦に駒を進めた。安達は初戦を勝って迎えた3回戦で中村匡起選手(日南学園高校)と対戦した。サーブレシーブから相手を崩し得点を重ねるも要所のミスが目立ち、ゲームカウント1-3となった。そこから積極的に前に詰めて得点を試みるも、上手く点に繋げることができず2-④で敗れた。髙田は初戦で大友駿選手(東邦ガス)と対戦した。序盤から激しい打ち合いとなり息を呑む展開が続いたが、思い切ったストロークから点を重ねてゲームカウント3-1でリードした。しかし、相手も流れを変えるべく長いラリー戦に持ち込み髙田のミスを誘った。徐々にリードが縮まっていき最終的にファイナルゲームに突入した。ファイナルゲームでは要所のミスが目立ち、リードを生かすことができず3-④で敗れた。一ノ宮は初戦で横尾凌大選手(小城協会)と対戦した。サーブレシーブから得点を試みるも要所でのミスが目立ちリードを奪うことができなかった。途中、前に詰めるなど流れを変えようと試みるも、相手の対応力が上回り0-④で敗れた。これにより、18日の試合には松本、浅見が進出することが決まった。
2日目、松本は昨日の続きで上岡俊介選手(Up Rise)とゲームカウント0-1からの試合となった。序盤から上岡選手のコーナーを突いたストロークに苦しみミスが増えリードを許した。松本も積極的に攻め、前に詰めてボレーを決めて1ゲームを奪うも相手の落ち着いたプレーに翻弄され1-④で敗れた。浅見は今日の初戦で近藤拓空選手(関西学院大)と対戦した。相手の脅威的な粘り強いラリーに苦しみミスが増え、リードを許したが、集中力を途切らせることなく常に強気の姿勢でプレーをして④-3と突き放した。続く五回戦では長江光一選手(NTT西日本)と対戦した。浅見の相手を前後左右に揺さぶるテニスで相手のミスを誘いゲームカウント3-1とリードした。しかし、長江選手の長短を上手く使ったテニスに翻弄されてミスが増えファイナルゲームに突入した。ファイナルゲームでは浅見も割り切り、強気のテニスで得点を試みるも、長江選手の落ち着いた試合運びが上回り3-④で敗れた。
今大会では入賞することができなかったが、多くの刺激を受けた大会となった。この経験を生かして今後の大会では優勝できるように練習を重ねていきたい。
応援ありがとうございました。引き続きご支援、ご声援のほどよろしくお願いします。
〈男子〉
松本 翔太選手
二回戦
④-0濱田 剛選手(和北クラブ)
三回戦
④-0室 智輝選手(ワインクラブ)
四回戦
④-2山内 風我選手(立命館大学)
五回戦
1-④上岡 俊介選手(Up Rise)
浅見 竣一朗選手
二回戦
④-1川崎 貴博選手(UBE)
三回戦
④-1下國 康生選手(ヨシザワ)
四回戦
④-3近藤 拓空選手(関西学院大)
五回戦
3-④長江 光一選手(NTT西日本)
安達 宣選手
二回戦
④-1中川 直輝選手(大阪ガス)
三回戦
2-④中村 匡起選手(日南学園高校)
髙田 淳貴選手
二回戦
3-④大友 駿選手(東邦ガス)
一ノ宮 大和選手
二回戦
0-④横尾 凌大選手(小城協会)
優勝:上松 俊貴選手(NTT西日本)
準優勝:橋場 柊一郎選手(法政大)
第三位:植田 璃音選手(髙田商業高校)
長江 光一選手(NTT西日本)
(文責・安達 スポ科・2)